副作用

育毛剤にはどんな副作用があるのか

最終更新日 2024年5月18日 by amcgsr

■育毛剤が安全な理由とは

育毛剤は発毛剤より副作用が出にくいですが、この理由は医薬部外品であるからです。

医薬品よりも作用が緩やかなので、滅多なことでは副作用は出ません。

ただし用法・用量を守らなかったり、稀に体質によっては副作用が生じる可能性はゼロではありません。

例えば頭痛、めまいなどの症状が発症したときは、使用を中止して医師や薬剤師に相談するのがよいでしょう。

しっかりとした販売店から購入すれば、店頭や電話だけでなくネットでも相談ができます。

わからないことは自己判断せずに相談するのが安全で得策と言えるでしょう。

■副作用の記載をしっかり確認する

育毛剤の副作用については、パッケージや説明書に記載されているはずです。

もし記載がない場合は化粧品の可能性もあり、化粧品は原則として副作用はありません。

そのかわり効果・効能に関する明記もないので、医薬品や医薬部外品と比べると効果は落ちると考えてよいでしょう。

いずれにしても、よくない症状が出た場合には使用を中止するのが好ましいです。

自己判断で使い続けると、かぶれや炎症が慢性化してしまう可能性もあり、こうなると簡単には改善ができませんから、異変を覚えたら専門家に相談してください。

実店舗に置かれている商品に関しては多くの症例数もあるため、具体的なアドバイスを受けることができるでしょう。

■抜け毛が増えるのは好転反応の証拠

育毛剤を使用すると一時的に抜け毛が増えてしまう場合がありますが、これについては好転反応であることがほとんどです。

これは健康食品にも言えることですが、よい前触れと考えることができます。

悪い状態から急によい状態になるのではなく、多くの場合は一時的にさらに悪くなったあとによい状態へと変化していきます。

そのため抜け毛が一時的に増えてもあまり心配する必要はありませんが、しばらくしても止まらない場合は注意が必要でしょう。

明らかに髪のボリュームが減るほどの抜け毛があるなら、その育毛剤は自分に合わないのかもしれません。

合わないものを長期的に使用しても、今よりも薄毛を進行させてしまう場合があります。

■洗髪後の抜け毛の量は毎日チェックする

薄毛というのは段階的に進行するものであり、急激にツルツルになることはありません。

そのため薄毛の症状に気づきにくいので、毎日の洗髪後の抜け毛を見ておきましょう。

抜け毛が急激に増えてきたら、それは薄毛の前兆と考えることができます。

毎日少しずつ髪が減っていくので、早めに育毛剤を使用して対策してください。

最初は化粧品タイプを使用して、あまり効果を感じられない場合は医薬部外品に変えるという手もあります。