仕事関係

日本や世界で売れるビジネス書の種類と傾向

最終更新日 2024年5月18日 by amcgsr

「日本で売れているビジネス書の種類が知りたい」
「世界ではどんなビジネス書が売れているの?」
「ビジネス書を読んでスキルを上げたい」

本は今では、色んなジャンルのもので構成をされる時代となりました。
日本で書物が一般に普及をしたのは明治初期の時代からです。
それまでは紙は非常に高価なアイテムで、庶民が手にできるものではありませんでした。
貸本というものを利用するのが基本で、10ページにも満たない絵のみで構成をされていたものが大半です。
現在のように小説や伝記・エッセイなどが登場をするのは大正から昭和初期からになります。
どなたでも一度はいろんな本に目を通されているものですが、大人になって社会に出たときはビジネス書を活用される方が大勢います。
仕事に対するノウハウを記載しているのはもちろんのこと、その業務の概要を詳しく知りための方法も書かれているものです。
ビジネスにおいて先人の知恵は非常に重要で、それを知ることもまた勉強のひとつになります。
そこでここでは、日本だけでなく世界で売れているビジネス書について概要や特徴を見ていくことにしましょう。

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日本で売れているビジネス書

上司や同僚と折り合いをつけるための秘訣を記されているもの

まずは日本で売れているものは、業務に対する内容ではなく、上司や同僚と折り合いをつけるための秘訣を記されているものでした。
毎年大手書店ではベストセラー作品おランキングを発表されますが、そのうちのビジネスジャンルで上位を占めているものは先述をしたものになります。
日本人は同調意識がとても強い傾向があり、ひとりだけ目立つような行動を避ける方が大半です。
会社内ではチームワークを大切にして、ひとりでプロジェクトを進めるという行動もしません。
さらには他人の評価を過剰に意識をしており、上司に対してはイエスマンを貫く傾向もとても強いといえるでしょう。

心理学・精神分析・行動学などのジャンルがよく売れる

同僚に対しても、なるべく険悪なムードになるのを避ける場合が多く、仕事をするために会社にいくのではなく人間関係を大切にしようという別の目的を持つ方が多くなるわけです。
それが愛書にも反映をされており、心理学・精神分析・行動学などのジャンルがよく売れるというのがわかります。
業務に関して焦点をしぼると、営業職のものが売れ筋商品でした。
営業は顧客との駆け引きが重要で、うまく契約を取るにはさまざまな秘訣があるものです。
これは書籍で勉強をする価値があるため、参考書というスタイルで買い求められる方が多くても不思議ではありません。

世界各地で売れているビジネス書の特徴

ではここからは、世界各地で売れているビジネス書の特徴をピックアップしていきましょう。

アメリカ合衆国

まずは経済大国であるアメリカ合衆国の場合は、フリーランスで活躍をする経営者の書籍が売れ筋です。
アメリカの場合、企業に在籍をすることはアルバイトやパートと大差がないと考えられていて、多くの方が独立を目指されます。
東海岸の大都市・ニューヨークなら人口800万人の約70パーセントが起業家で、弁護士事務所やコンサルタント・医者などとなります。
世界有数の大都市だからこそ、年間のGDPが90パーセントをマークしており、まさにアメリカンドリームの成功者で埋め尽くされた街です。
彼らの愛書が歴代の成功者が記した書籍で、大手パソコンメーカーの創設者の作品は累計2億冊も売れていることがわかりました。
日本とは異なり、心理学や精神分析といったジャンルのビジネス書はあまり売れていません。

中国

つぎに新興国から先進国へと急速な発展を遂げた中国を見ると、IT関係のビジネス書の売れ行きが高いことがわかります。
日本よりもいち早く、アジア最大のデジタル大国となった中国では、今では色んな業務でデジタル化へとシフトチェンジをされました。
20代の若い世代が起業をするケースも多く、彼らもまたIT関係の会社を立ち上げています。
そのため用いられる本もデジタルに関するもので、成功の秘訣から経営者のノウハウを記したものです。
アメリカと同様に、こちらでも人間関係にスポットをあてた書物は支持をされていません。

ベトナム

外国人技能実習生が多いベトナムだと、日本語教育・日本の企業に関するビジネスの本が売れています。
こちらはまだ途上国という位置づけになるため、経営者の数が非常に少なく、さらに企業で就職をされている方の割合もとても低くなっている国です。
自分で業務をするのではなく、まずはスキルを獲得しようという傾向があるため、ビジネス書籍は年間でも数十種類程度しか出版をされません。
そしておもに中国やシンガポール・マレーシアなどの近隣の国の本を公用語に翻訳をしたものばかりで、自国のものではない点も特徴です。
日本は多くの方が会社員となっており、独立をしようという方も多くなります。
これらの諸外国のなかでは、ビジネスブックのジャンルが多用でボキャブラリーに富んでいるのも特徴的といえるでしょう。
男性だけでなく女性も愛読をなさる方が増加傾向にあり、それぞれの性別・年代に受ける独自の構成のものが買えます。

まとめ

毎年1冊程度は購入をして、どんな内容が掛かれているのかを見ていくのも面白いものです。
まだ読んだことがない方は、1度は目を通してみましょう。