最終更新日 2024年5月18日 by amcgsr
薬事法は日本国内の法規の一つで、医療・健康関連で適用の機会が多いものです。
日本国内では一般的に薬事法と呼ばれていますが、実は現在は「薬機法」となります。
この法規は、正式には「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」です。
そして、これを省略すると薬機法になります。
この法規が現在も薬事法と呼ばれる理由は、制定の当時は薬事法だったからです。
ですが平成26年11月施行分より法規の一部に改正があり、医療機器その他も法規適用の対象に含まれるようになりました。
このため、正しい略称は「薬機法」となりました。
現在の薬機法の適用対象は、医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器および再生医療等製品となっています。
このため医療関係者のみならず、化粧品取扱者・美容関係者・健康関連製品の取扱者・その他も薬機法を知っている必要があります。
すなわち、化粧品のショップ店員・美容師・エステティシャン・マッサージ機器の販売者・その他の職業の人も薬機法を知らないと営業できません。
また、医薬品・化粧品・美容健康関連製品を取扱の事業者や従業員も薬機法を知る必要があります。
ディスカウントストア・家電量販店、さらにはコンビニエンスストアの従業員も薬機法の知識が必須です。
さらに、実はインターネットで活動の人々にも薬機法を知る必要がある人が多いです。
まず、多数のネットショップ運営者が該当します。
現時点で美容健康関連を取扱の人に限らず、将来いつか取扱の可能性がある人も該当します。
さらにショップや事業を運営していなくても、ブログ・SNS等で何らかの情報発信をしている人も該当します。
特に美容健康関連製品をフィーチャーする人は必須ですが、そうでない人も該当です。
美容健康関連製品や関連サービスに関しては、どなたでもフィーチャーする可能性があります。
現時点では取扱が無くても、将来いつ何をフィーチャーするかは未定です。
このため、基本的にあらゆる媒体の情報発信者が薬機法を知っている必要があります。
