最終更新日 2024年5月18日 by amcgsr
・工務店とハウスメーカーと設計事務所の違い
家を建ててもらう場合にお願いすることになる、専門家は大きく分けて4つあります。工務店・ハウスメーカー・設計事務所・分譲系ビルダーの4つです。工務店とは、一般的に営業範囲を限定して地域に密着して営業している会社のことを言います。
ただ、工務店と言っても社員が数千人人いる会社も存在します。工務店は、建築価格が品質の割には安い傾向があります。理由として、宣伝費や展示場など費用をあまりかけないからだと言われています。
経費はかけませんが、家は立派なものにしてくれます。ロイヤルウッドなどのハウスメーカーは、一般的に全国展開している様な大手の住宅建築会社のことを言います。テレビやインターネットで有名人を起用して宣伝していることも少なくありません。
親近感を持つ人も多いのではではないでしょうか。ハウスメーカーは、家を建てる際の一連の過程を細かくマニュアル化していることが多いです。したがって、どの地域で依頼しても同じ様な品質の家を建てられることが期待できます。
大きな会社が多いので資金力に優れています。数年後数十年後に建築した家に何か有っても相談できるだろうと言う、安心感があります。
設計事務所は、一般的に建築士が運営する事務所を言います。主に、設計と工事監理を専門にしている専門家です。家を設計する人に直接話しをすることができます。
そのため、自分の希望通りの家を建てることができやすいです。その設計事務所にしかできない様なデザインの家を建てることもできます。また工事監理に関しても独立性が強く、より厳しいチェックを期待することができるでしょう。
・依頼した企業の信用力の確認が必要
分譲系ビルダーは、一般的に建売住宅販売会社の事を言います。建売住宅の場合、すでに出来上がった建物と土地をセットにして購入することになります。
会社によっては、建物を建てる前に売買契約を締結する場合もあります。その場合は、買主の要望を反映させて家を建てることもできます。建売住宅の場合は、多くの家を同時に建てることが多いです。
そのため、建築コストを減らせることが少なくありません。また、住宅回りの環境も整えられていることが多いです。お隣と同じ時期に住宅に住み始めることも多いので、余計な神経を使わなくて済む場合が少なくないでしょう。
近隣住宅に住む人の年齢が、自分と同じ様な年齢になることも期待できます。そうなると、子供の進学などの際に色々都合がいいでしょう。なお、新しく家を建てる際に日本人は会社の信頼度を重要視すると言われています。
信頼できる会社であれば、問題がない住宅を建ててくれることが期待できます。建てた家に不備があれば、利用者はそこを直さなくてはいけません。不備を直す際には、建築会社との交渉が入り時間がかかります。
場合によっては、訴訟などに発展することもあります。そうならないために、依頼した企業の信用力を念入りに確認することが必要だと言えるのではないでしょうか。
・建築会社の人との信頼関係があるとメリットが多い
その企業が信頼できるかの重要な判断事項は、会社の規模に加えて企業の創業年数や今までの建築実績だと言えると思います。ただし、これらの判断事項のみをもって判断することは好ましくありません。
たとえば、新しい会社はこれらの判断事項から判断した場合信頼できないとなることもあると思います。ただ、会社自体は新しくても、そこで働く人は経験が豊富だと言うことも珍しくありません。信頼できるかどうかを確認する方法は数多くあります。
まずは、会社に何か相談して見るといいかもしれません。電話対応は親切だったのか、家に来た営業担当は知識が豊かだったのかなどを確認することをおすすめします。信頼できるかどうかを確認するためのおすすめの方法があります。
それは、建築会社の事務所に一度行って目に見えない所が綺麗になっているかを確認することです。目に見えない所が綺麗になっている会社は、丁寧な仕事をしてくれることが期待できます。
たとえば、その事務所のトイレが綺麗かどうかを見てみるのもいいでしょう。また、少し細かな質問をしてみるといいかもしれません。質問をすることにより、その会社の建築知識がどれ位なのかが大体分かります。
この際に、担当者が面倒な感じを出したら利用しない方がいいかもしれません。その場合、建てられる家の完成度もあまり期待できないでしょう。また、営業担当者などが一方的に話を進める場合は注意した方がいいかもしれません。
一方的に話を進めてくる営業は、こちらの話しをよく聞いてくれない可能性があります。言いたいことが言えずに、もやもやしてしまうことも多くなるかもしれません。
建築会社の人とよく話して信頼関係を作ることはメリットが多いです。たとえば、表には出てこない様なお得な裏話を教えてくれることもあります。また、建築段階でちょっと冒険的なことを提案してくれることもあるでしょう。
信頼できる建築会社は、見積もりに記載されている内容を正確に出してくれます。どの工事にどの部品をどれ位使うのかなど記載していると、仕事の正確さが確認できます。また正確な見積もりは、知識量の多さを確認することが可能です。
